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スピルリナは、35億年前に誕生して以来地上に存在している藻類の一種です。もともと「ラセン」を意味するスピルリナは左の図のような形をしています。スピルリナが自生する地域では古くから食品として利用されてきました。未来のタンパク源として国連で地球を救う食用藻として報告されたり、宇宙時代の新たな食糧としてNASA(アメリカ航空宇宙局)にも取り上げられています。栄養価が高く、優れたタンパク質、食物繊維、クロロフィル、カロチノイドなどの植物性色素、β−カロチン、ビタミンB群などのビタミン類、鉄やカリウムをはじめ、カルシウム、マグネシウム、マンガン、亜鉛、セレンなどのミネラル類、多価不飽和脂肪酸などの有効成分を含んでいます。さらに細胞壁が薄く壊れやすいため、消化吸収性が優れているなどの特徴があります。
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